Aっ子さんが土屋鞄のクラフトセットを買ったのは
前々回に紹介した通りでして、、、
御多分にもれず、私もやるわけです。
で、
ただ、なんか作るのもなんなのでして、、、
ちょうどその頃、使っていた馬蹄コインケースがほころび始めたので
これに挑戦する事にしました。
まずは、型紙探し
浅草橋に行けば型紙もわんさか売っていると思いきや
馬蹄コインケースとなると、そうでもなく
結局、ネットでさがしました。
一先ずやってみたのが
たくさん馬蹄が写っている写真の、右下のもの
早速の失敗は、開ける時のツマミをつけ忘れてしまった事
胴体を縫っている途中でツマミも一緒に縫わなければなりませんが
初心者なのに、いきなり「箱抜い」という技にチャレンジしていたせいで
(したというか、ケースなのでするしか無いのです)
夢中になって最後まで抜い切り、抜い終わるまで失敗に気がつかないという
なんとも、ガムシャラな失敗をしました。
しかし、その1回で部品の成り立ち
組み立ての工程など、諸々学び
この失敗を糧に、制作意欲が倍増しました。
結果的に写真のように作りまくる訳ですが
ある日なんかは、朝の5時から23時まで、ぶっ続けでやるなど病的な感じです(^_^*)
少しずつ分かってくるのが
・裁断の難しさ
・裁断による仕上がりの違い
・縫う前の下穴開けなど、準備の大切さ
などなど分かってきます。
なんといっても、コバの仕上げ方!!!
これは、商品の仕上がりを一段と売り物っぽくさせます。
いつものように、ろくに調べず
道具だけ先に揃えるので、何をどう使うかは「感」
こすって、磨いて、なんか塗って、磨いて、こすって
など、七転八倒しておりました。
まぁ、それが楽しいんですけどね〜
作った物は使うようにしてたのですが
(もちろん、全て失敗作です)
前に大人の鉛筆の黒檀カスタマイズバージョンを献上した方から
最近なんか作ってないの?
といわれ、
ここぞとばかりに「最近はこれ」と
馬蹄コインケースを取り出すと
「木じゃないの?」
「なんでもやるね〜」
って言われて、そのまま取り上げられました。
失敗作だから、もちろん拒むこともありませんが
(これも、ものつくりあるあるだと思いますが)
作った本人よりも、失敗箇所になかなか気づかないらしく
「売ってるのみたいじゃん」
極め付けは
「これ売ればいいじゃん」
これまで、何度となく言われた
嬉しくも、悲しいと言いますか
本当に褒められていないような、、、
でも、「作ったことない」、「作るなんて考えてもみない」
人からすると、「自分の知り合いが作った」という
プラスのバイアスが指数関数のごとくプラスに働くのでしょう!
馬蹄以外の写真は、何冊か買った本にあった型紙で作ったもので
馬蹄コインケースほど複雑でないので、コバの仕上げに注力したものです。
革細工初めて3ヶ月
馬蹄の修行は続きます(^-^)v